災害ボランティア
災害ボランティア未経験のくせして班リーダーということで、えらく緊張してたけど…結局班関係なしの団体行動で、リーダーのプレッシャーは少なく活動できた。
作業させたもらったお宅のご主人は、笑顔がとても素敵で、指示もテキパキしてくださる方だった。
でも、4時間弱の活動が終わって私たちが帰るとき、おかあさんと2人で深刻そうな顔で、枠組みだけ残った我が家を見つめていた。
「あぁ、復興って、ご本人にとっては本当に果てしないんだよな。」
そう思って、自分たちは少しでもマシにお手伝いできたのか不安にもなった。
ちょっとでも支えになれたらと、ボラセン本部で寄付をした。
でも、「千円以上寄付してくださった方に」と帽子をもらった。
冷たいおしぼりも渡してくれた。
私は時間なくてもらわなかったけど、かき氷も配っていた。
被災してる方が笑ってくれたり、いいようにしてくれることがぐっと心に残る。
少しでもお家の方、現地の方の役に立てただろうか
作業進行に問題はなかっただろうか
電話かけて申し込みして、早起きして集まったみんなの思いは届いただろうか
いろんな想いが、現地の方の笑顔とともに思い浮かぶ。
帽子もいただくのを断ろうかと思ったけど、なにかの折にこの帽子を見て、今日のいろんな感情を思い出せたらと思う。